個人でSteamに開発者登録する
概要
Q. Steamって個人でもリリースできるの? A. できます
Steamの開発者向けドキュメントが公開されているので、これに沿って登録手順を説明する。
参照ページ
ここにすべて書いてある。
Onboarding (Steamworks Documentation)
1.会社情報の登録
個人で登録する場合にはこのように記述されている。
個人でコンテンツを所有している場合、Sole Proprietorshipと入力し、会社名には本名を記入してください。 通称やニックネームなどは入力しないでください。
2.支払い情報の登録
Steam での売上に基づく支払いの送金先となる銀行情報 (ルーティング番号、口座番号、銀行の住所等) が必要です。
つまり、Steamからの外国送金を受け取る銀行口座が必要。そのSWIFTコードや店名、所在地のアルファベット表記を要求される。「銀行名、SWIFTコード、外国送金」あたりで検索すれば出ると思う。
例えば三菱UFJ銀行にはこのように案内がある。
ちなみに、銀行の登録をミスっても次回の支払いに繰り越されるだけなので死なない(一敗)
3.税金情報の登録
米国と租税条約を結んでいる国の個人と法人は、W-8BEN フォームと同様の情報が必要です。
ここでマイナンバーを使えるらしい。らしいというのは私はEINで登録してしまったので、実際にマイナンバーを使ってはいないから。「W-8BEN マイナンバー」 あたりでググるとそれっぽい記事が出るのであとは各自で判断して……。
EINの取得は時間や労力がかかるのでお勧めしない。
4.100ドル支払う
ちょっと記憶があいまいだけど、登録する前にまず100ドルの支払いが必要だったはず。これはゲームの売り上げが1000ドルを超えると回収できるようになるアプリ登録料というもので、ようするに回収さえできればチャラ。
Steam App Fee (Steamworks Documentation)
よくわからんままいきなり支払いを要求されるのはギョッとするけど、とかく手続きに関してはどこで時間をとられるか分からないので、土壇場になる前に済ませておくことをお勧めします。
あとは
ゲームごとの個別設定になる。ここまでくればあとは大したことは……あー、アップロードツールはちょっとだけ使いづらいかもしれない。きがむいたらかく。